友人の就職先が決まった。大手経営コンサルだった。素晴らしい。
自分の事では無いのにとても嬉しくなった。不思議だ。取り合えず寿司を喰いに行った。 昔は寿司がそれほど好きでは無かった。全てにおいて質より量を考えていたのかもしれない。 回転寿司だが友人と二人で美味しく食べた。 あとは最も世話になった友人に内定が出るのを待つ。彼に内定が出なければ意味が無い。 インドに行く前は就職の事を考えると夜も眠れない自分が居たが、今はそんな事も無い。 どん、と大きく構える自分が居る。良い事か悪い事か判らないが、少なくとも深刻になる事がベストでは無い。 以前よりも弛緩と緊張が激しく別れる様になった気がする。 後輩達が万博に行った。いつもは人であふれる部室も今日はガラガラだった。少し寂しい。 俺はどこまで輪に入って行けばいいのだろうか。俺は行きたくないとクールに言える後輩がうらやましい。 万博にさほど興味は無いのだけれど、一緒に行けば良かったかなと思う自分が居る。 今日買った漫画の絵と後書きの文字が昔好きだった子のものに似ていて、ついプロフィールを調べてしまった。 全くの別人だった。少し恥ずかしい。 昨夜寒さで眠れなかったので、掛け布団を調達した。今も布団をかぶって書いている。 高い天井を見上げると隅が薄暗く、温度の低い寂しさを感じる。 ここ一月そばに友人が居る生活を続けたからだろうか。 テレビが無い生活も自分にとっては苦痛ではないが、今は孤独を紛らわす為にその存在を渇望している。 ある物語に、中学生の友人達の輪が一人また一人と欠けて行く描写があった。それぞれが想う人を見つけその人の元へ赴いて行く。「俺達と食べるより楽しい相手が居るんだろ」 寂しさと美しさを感じた。 学校の図書館が開いたので本を借りた。貧困現象に関するものと、公衆衛生に関するもの。 表紙の写真を見て、何か叫びたくなった。
by kakasi0907
| 2005-04-02 09:24
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